生徒さんとのレッスン中、気付きの瞬間にたくさん立ち会えます!
先日のレッスンの一コマ。
カノンの音形の曲で、どうしても、間違えてしまうフレーズがありました。
「テンポをゆっくりにしてみようか」
「うん」
間違わずに弾けました。
「どうして間違わずに弾けたのかな?」
「テンポがゆっくりだから、考える時間があって、間違わなかった!」
「そうだよね!考えて弾いたら間違わないよね!」
「でも、テンポがアレグレットって書いてあるのにゆっくりテンポで弾いても良いの?」
「ゆっくりテンポで間違わないで弾けたから、テンポを速くしても弾けるよ!もう一度始めから弾いてみようか」
「間違えずに弾けた!」
日頃レッスンで『ゆっくりテンポで弾けたら、テンポが速くなっても弾けるから、ゆっくりテンポで練習してね』
とアドバイスしています。
このエピソードは、
ゆっくりテンポで練習→考えて弾く→すると弾けるようになる!
というプロセスを、生徒さん自身で気付けた瞬間でした!