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【ピアノ練習法】なぜ手の形が大切なの?②

レッスンの音

なぜ手の形が大切なの?

①では「指先のコントロール」を挙げました。

今回は「脱力」に注目します。
「脱力」については、『手の形』というカテゴリー以外にも、

音色、タッチ、奏法等、様々なカテゴリーに関わっていますので、

今回は、「手の形」だけに焦点を当ててお話しします。

88個ある鍵盤を自由自在に操る為には、

手だけでなく腕全体に余分な力が入っていないことが望ましいです。

なぜならば、手に余分な力が入ると、指先が鍵盤の上を遠回りし、

腕全体に余分な力が入ると、音域広く指先が移動出来ないからです。

よく、早い曲を弾くと手や腕が痛くなり、指が回らなくなる。疲れる。
という悩みを聞きます。

そういった場合、ピアノを弾いている時に指先がピンと真っ直ぐになっていたり、

前腕の筋肉が硬くなってしまっています。
この状態で指先をコントロールしようとすると

伸びた指を一生懸命動かすので、疲れたり痛くなってしまいますね。
私も脱力を意識していなかった頃は練習していると、

すぐ、疲れた〜。となっていました(笑)。
でも、脱力を意識出来るようになってからは

長時間練習していても手が疲れた〜。となることはありません。

では、「脱力」している状態の手の形はどんな形でしょう?
腕の力を抜いてぶらーんと下ろすと、全ての指先が手の平の方に入ります。
この状態が脱力した手の形です。

この手の形から指先のタッチポイントに意識を集中する。
こういった意識を持ち続けると、いつでも、脱力した状態でピアノを弾くことが出来ます。

ハノンや練習曲を練習する時はいつもこのことを意識出来ると良いですね!

いつも「脱力」した状態でピアノを弾くこと。「脱力」した手の形が大切です。

レッスンの音

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